16日(火)夜から日本列島に黄砂飛来のおそれ 西日本→東日本→北日本

4月16日(火)の夜に西日本に黄砂が飛来し、その後は東日本や北日本にも黄砂が飛来するおそれがあります。見通しの悪化、車や洗濯物への付着などに注意が必要です。

衛星画像に茶色く濁ったものを確認

15日に撮影された衛星画像では、中国大陸に茶色く濁ったものが確認できます。これが黄砂です。

気象庁の黄砂観測では15日現在、中国で見通しが2km~5kmとなっている所があり、この黄砂が16日から日本列島に飛来するおそれがあります。

なお、見通しが10km以下になると風景がぼんやりとかすむ、5km以下で車や洗濯物への付着が目立ち始める、2km以下で航空機の離着陸など交通への影響が出始めると言われています。

18日にかけて黄砂の影響

16日夜から西日本を中心に黄砂が飛来。その後、17日の日中には東日本や北日本にも黄砂が予想されています。また、18日にかけて影響が残る所も多いでしょう。このため18日にかけては晴れても洗濯物は室内干しの方がいいかもしれません。また、呼吸器や循環器に疾患がある方は特に注意が必要です。

RKB毎日放送気象予報士横尾槙哉

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