カード“転売”報道で「安否が気になる」 水原容疑者が所持…世界3枚の逸品に心配の声

ドジャース・大谷翔平(左)と水原一平容疑者【写真:ロイター】

大谷とトラウトのサイン入りWBC決勝の記念カードを水原容疑者は所持

ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者は、米連邦検察に銀行詐欺容疑で訴追され、12日(日本時間13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷した。米メディアでは「米司法省によると、イッペイ・ミズハラはショウヘイ・オオタニの口座を使い、1000枚の野球カードのために32万5000ドル(約4980万円)を費やした」といった報道も。そんな中、水原容疑者が持っていた1枚の野球カードの行方に心配の声が上がっている。

米ヤフースポーツでは、連邦当局の調査で、2024年1月〜3月の間に、オークションサイト「eBay」などで水原容疑者が大谷の口座を使って32万5000ドル(約4980万円)以上を使ったことが判明したと伝えている。連邦当局は購入理由を「後日転売するため」と結論付けた。

そんな中、話題になったのは昨年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝で野球日本代表「侍ジャパン」の大谷と米国代表のマイク・トラウト外野手(エンゼルス)が対戦したシーン。2人の写真とシリアルナンバーが入った世界で3枚だけの記念カードとなっている。

トラウトも昨年8月に自身のX(旧ツイッター)に、「決して忘れることのないトラウタニの“シグニチャー”カード」といった文言とともに、大谷、水原容疑者との3ショットを公開していた。“転売報道”でこのカードの行方が気になるファンも。「水原氏の笑顔が当初と違って見えてくる」「このカードの安否が気になる」「まだそのカードを持っているのだろうか」と心配するコメントもあった。(Full-Count編集部)

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