ボクサー死亡事故で検証報告書 再発防止へJBC

 日本ボクシングコミッション(JBC)は15日、昨年12月26日の試合後に意識を失った穴口一輝さん(真正)が2月2日に23歳で死去したことについて、事故検証委員会から検証結果の報告書が提出されたと発表した。再発防止策の提言も盛り込まれた。

 同委員会は3月から調査し、穴口さんの状況や試合での対応などを検証してきた。JBCはルール改正を含め具体的な再発防止策に取り組む。

 穴口さんは激しい打ち合いとなった日本バンタム級タイトルマッチで4度ダウンし、判定で敗れた。救急搬送され、右硬膜下血腫のため開頭手術を受けていた。

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