海老名市 中学校で完全給食始まる 「全員揃って」に笑顔 海老名市・座間市・綾瀬市

内野市長(右)を囲んで給食を楽しむ生徒ら

海老名市内全6校の市立中学校で9日から完全給食が始まった。柏ケ谷中学校(小宮洋子校長)では、生徒が内野優市長らを囲んで給食を嬉しそうに口へ運んだ。

市は保護者の負担軽減を図ろうと、2019年度に中学校給食実施に向けた検討委員会を設置。今年1月に同市中新田に調理施設「食の創造館別館」(加藤謙次館長=人物風土記で紹介)を完成させた。

初日の献立は海老名産トマトを使用したビーフカレーライスや鶏肉の唐揚げなど全5品。全体で生徒約3400人分の給食が用意された。同校の福本暖さん(3年)は「温かい給食を全員揃って食べられるのは嬉しい」と笑顔を見せ、加藤館長は「今日の緊張感を忘れず、今後も万全を尽くしたい」と話した。

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