『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』シリーズ歴代No.1発進 公開3日間で興収33億円突破

4月12日に公開を迎えた劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が、公開から3日間で観客動員220万人、興行収入33億円を突破し、シリーズ歴代No.1スタートを切った。

青山剛昌による原作漫画の連載が30周年を迎え、コミックスは105巻、累計発行部数は全世界で2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1100回を超えた『名探偵コナン』。2023年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』は、興行収入138.3億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新した。劇場版シリーズは、累計興行収入が1180億円を超えている。

そんな劇場版『名探偵コナン』27作目となる本作は、4月12日(金)に全国515館(IMAX :50館、4DX:64館、MX4D:13館、Dolby Cinema:8館を含む)にて公開。神出鬼没の大泥棒“怪盗キッド”の手によりフィルムが盗まれてしまったことで、コナン史上初めて公開前の事前試写会を行っていなかった本作。4月初旬に行われたSPファンミーティングも、本編上映がない中での実施となり、内容が明かされることなく、公開初日を迎えた。

そんな中、全国10都道府県23劇場で0時からスタートした“世界最速上映”に加え、4月13日には江戸川コナン役の高山みなみ、毛利蘭役の山崎和佳奈、怪盗キッド役の山口勝平、服部平次役の堀川りょう、遠山和葉役の宮村優子ら声優陣と、ゲスト声優として北海道警の刑事・川添善久を演じた大泉洋が登壇した公開記念舞台挨拶も実施された。

そんな『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、公開初日から3日間でシリーズ歴代史上No.1の観客動員と興行収入を記録し、今までの記録更新を狙えるメガヒットスタートを切った。4月12日から14日までの3日間で、観客動員は227万4333人、興行収入は33億5249万4500円を記録。公開初日から3日間の興行収入は、シリーズ歴代No.1ヒット作である2023年公開の劇場版26作目『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(興収138.8億円)対比で106.5%を記録。ゴールデンウィークに向けて、さらなる大ヒットが期待される。

(文=リアルサウンド編集部)

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