大谷翔平の窓口が水原容疑者一人だったという状況に専門家「代理人の判断ミスだったのでは」

水原一平容疑者

15日放送のTBS系「ゴゴスマ~GOGO Smile~」ではドジャース大谷翔平投手の元通訳で銀行詐欺容疑で刑事訴追された元通訳の水原一平容疑者の事件を取り上げた。

3月20日にソウルで行われた今季開幕戦後、水原容疑者はチームミーティングで自身がギャンブル依存症で多額の借金があることを告白し「大谷に借金を肩代わりしてもらった」と話した。

英語で話したため、大谷は理解できず。その後、深夜にホテルで話し合った際、水原容疑者は大谷の口座から金を盗んだことを打ち明け、その際に「ブックメーカーの借金の肩代わりをして送金した」と口裏を合わせるよう頼んだというが、大谷はこれを拒否。代理人を呼び、その後、窃盗被害を受けたという声明を発表した。

弁護士の清原博氏は、この深夜の話し合いについて「すぐに代理人に連絡したのは大変いい判断だった。もし水原氏の言うことを聞いていたら大変な事態に巻き込まれていた」と指摘。

続けて「話し合いの席に水原氏とは別の通訳がいたことに注目している。代理人はやろうと思えば別の通訳を用意できる状況にあった。やはり全ての窓口を水原氏一人にまかせていたのは、結果的に代理人の判断ミスだった思う」という見解を示している。

© 株式会社東京スポーツ新聞社