徳島県は4月15日、鳴門市大麻町に定着しているコウノトリのペアに、2024年もヒナが誕生したとみられると発表しました。
4月13日午前7時半ごろ、認定NPO法人「とくしまコウノトリ基金」が、鳴門市大麻町のコウノトリのペア「ゆうひ」と「あさひ」の巣の近くに設置している観察カメラの映像を見ていたところ、親鳥がヒナにエサを与える際に見られるエサの吐き出し行動が複数回、確認されました。
このことから、県は13日までにヒナが誕生したと推定し、15日に発表しました。
県内でのコウノトリのヒナの誕生は、8年連続となります。
県は無事にヒナが巣立つことのできるよう、撮影や観察マナー徹底の協力を呼び掛けるとともに、近隣の農家の作業を妨げることがないよう注意を呼び掛けています。