道内気温上昇 札幌では最速の「夏日」

高気圧に覆われた影響で道内はきょう広い範囲で気温が上昇し、札幌などでは最高気温が25度以上となる「夏日」を観測しました。

札幌では午後2時前、気温が26.1度まで上昇しました。

札幌管区気象台によると、1876年の統計開始以来、これまでで最も早い「夏日」は1998年の4月20日でした。今回はこれより5日早く、観測史上最速となりました。大通公園にいた人たちは…

「暑いですよね、急に暑い。日傘をきょう初めて開いた」。「去年より暑くなるのが早い。日焼け止めを塗るのをさぼってしまった。こんな暑くなると思っていなくて」。「子どもたちが外で遊べるのかなって、4月でこの暑さだと。雪が解けてやっと外に出られてうれしいですけれど、ちょっと暑すぎかな」。

道内はきょう、多くの地点で最高気温が6月上旬から7月下旬並みとなり、午後3時時点で、オホーツクの遠軽町生田原や胆振の日高町など26地点で夏日となりました。

気象台によると、明日も旭川などで夏日となる見込みで、体調管理への注意を呼び掛けています。

© テレビ北海道