「レオがビッグな選手なのは誰でも分かる」古橋亨梧が同僚の旗手怜央に賛辞!「ボールがある時もない時もすごいパワーをくれる」

セルティックの旗手怜央は、負傷による長期離脱から復帰して早々、インパクトを残している。その恩恵を受けると見られるエースストライカーも喜んでいるようだ。

今季の旗手はケガで戦列をたびたび離脱。思うように出場できず、フラストレーションのたまるシーズンとなった。だが、先日復帰してからは、宿敵レンジャーズとのダービーマッチでも先発出場。前節は豪快なシュートで得点を挙げるなど、存在感を示している。

旗手がフル稼働できなかったことが、今季のセルティックに大きく影響したとの見方は少なくない。特に前線で供給を待つ古橋亨梧にとって、旗手不在は痛手だった。だからこそ、同胞の復帰を喜んでいるだろう。

『The Scotsman』によると、古橋は「試合を見ている人なら誰でも、レオが僕らにとってどれだけビッグな選手か分かっているだろう」と話した。

「こうやって言うのは、僕らにとって彼がどれだけ重要かは明確に見えるからだ。彼はボールがある時もない時もすごいパワーを与えてくれる。チームに大きなインパクトを与える選手だ。だから、彼が戻ってきたのはとても良かった」

【動画】旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾
2位レンジャーズに4ポイント差で首位に立つセルティックは、リーグ3連覇を目指している。一方で、今週末はスコティッシュ・カップ準決勝でアバディーンと対戦。2冠を狙うチームは、決勝進出に意気込んでいる。

古橋も「もちろん、昨季決勝でのゴールで良い思い出だ」と話した。

「アバディーンとの準決勝は、チームとしても、僕個人としても、またフレッシュな挑戦となる。自分たちの能力を発揮できれば勝てると分かっているよ。でも、そのためにはとてもしっかり準備しなければいけないということもね」

「土曜の試合に勝てば、シーズン(リーグ戦)後に決勝を戦うと分かっている。だから、僕らはとても成功したいと思っているんだ。そのためには、しっかり準備し、自分たちのスタイルでプレーしなければいけない。どちらもやれれば、僕らは勝てると信じている」

残念ながら、前田大然は負傷で状態が心配されている。古橋と旗手がリーグ戦とカップ戦で再びトロフィー獲得に貢献できることに期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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