「絵に描いたような絶望」一平容疑者、大谷「契約金後払い」発表で見せた“虚ろな表情”に集まる注目

2023年12月のドジャースとの契約会見で、大谷翔平(左)の横でぼう然とした表情を見せる水原一平容疑者(写真・共同通信)

ドジャース・大谷翔平の元通訳・水原一平容疑者による違法賭博騒動。4月13日には、水原容疑者が銀行詐欺容疑でロサンゼルスの連邦地裁に出廷し、約2万5000ドル(約380万円)で保釈が認められた。

水原容疑者は、違法賭博で抱えた負債のうち、少なくとも1600万ドル(約24億5000万円)を大谷の口座から不正に送金したとみられている。保釈に際し、大谷との接触禁止、あらゆるギャンブルの禁止、ギャンブル依存症の更生プログラムへの参加、パスポート返納などが義務づけられた。

次々と明らかになる水原容疑者の所業に、SNSでは衝撃を受ける声が相次いだ。そんななか、大谷が2023年12月におこなったドジャース入団会見の様子に、注目が集まっている。

大谷はドジャースと、プロスポーツ史上最高額となる、10年で7億ドル(約1071億円)という超大型契約を結んでいる。会見では、大谷の希望により、そのうち97%は契約満了後の2034年から2043年に後払いされることが発表された。

当時、世間から絶賛された後払い契約だが、2021年から不正送金を続けていた水原容疑者にとってみれば、「冗談じゃない」という心境だったことは想像に難くない。そのせいか、SNSでは、当時の会見写真で水原容疑者が“うつろな表情”をしている、と話題を集めている。

《1000億の97%を後払いにしたと知ったときの絶望した水原の目 対照的に満面の笑みを浮かべる大谷》

《大谷翔平、契約金の97%を後払いすると分かった瞬間の水原一平 絵に描いたように絶望してて草》

《全てを観念した顔だな。ただ、まだもうひと勝負できるって顔でもある。このあと、また負けたんだろうな。》

また、かりに後払い契約を結ばずに即払いを選んでいた場合、水原氏による不正送金額はケタ違いに膨らんでいた可能性もある。結果的に、大谷の行為は自身の資産を守ることにもつながったのだ。そうした大谷の“ファインプレー”にも、感嘆する声が寄せられている。

《今振り返ると後払いにしてなかったら、もっと大谷さん側の被害が拡大してた可能性もあったんだよな 大きな損害だったけど、被害を限定的にできた印象もある》

《大谷、意識せずに給与を守る結果になってるのやはり運命が味方をしているとしか思えん》

水原氏の罪状認否は、5月9日におこなわれる予定だという。

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