福岡市の路上でタクシー運転手の男性を殴ったとして、陸上自衛隊大村駐屯地所属の自衛隊員の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、大村市の陸上自衛隊大村駐屯地第16普通科連隊の陸士長木部 汰一容疑者(20)です。
警察によりますと、木部容疑者は14日午前8時半頃、福岡市・天神の路上で、停車したタクシーのフロントガラスなどを殴った上、降りてきた運転手の顔を複数回殴った疑いがもたれています。
木部容疑者は事件当時、酒に酔っていて、警察の調べに対し「酒を飲むと記憶をなくしてしまうことがあるので、今回の件に関してもよく覚えていない」と容疑を否認しているということです。
陸上自衛隊大村駐屯地は「事実関係を調査し、厳正に対処します」とコメントしています。