JR瀬戸大橋線の利用者16%増 23年度、回復基調もコロナ前には届かず

 JR四国がまとめた瀬戸大橋線(宇多津-児島間)の利用実績によると、2023年度の利用者は前年度比16%増の688万人だった。人流の回復とともにV字回復の軌道に乗りつつあるものの、新型コロナウイルス禍前の700万人台半ばの水準には届いていない。

 1日平均の利用者は前年度よりも3千人多い1万9千人。松山と岡山を結ぶ特急しおかぜの1日平均は前年度比19%増の4076人となり、4年ぶりの4千人台となった。

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