【西武】コルデロを登録抹消 5連敗中は打率1割5厘、9三振

ファーム再調整が決まったコルデロ

西武は15日、フランチー・コルデロ外野手(29=前ヤンキース)の出場選手登録を抹消した。

メジャー通算27本塁打の長打力を期待され今季から西武に入団したコルデロは開幕から14試合に出場して打率1割7分6厘、1本塁打、3打点と低空飛行。ストレートを見せ球にしてボール球を振らせる日本的配球への対応に苦労し、三振数はパ・リーグ最多タイの18となっていた。

とりわけチームがロッテ、ソフトバンクに5連敗を喫した直近の5試合では19打数2安打(打率1割5厘)、9三振とバットが振るわず。14日のホークス戦では1点を追う6回二死一、二塁の場面ではイージーなレフトライナーを落下点に入りながらグラブに当て後逸してしまう拙守(記録は2点適時三塁打)で試合の主導権を手放してしまった。

練習態度は真面目で嶋打撃コーチ、赤田外野守備・走塁コーチの指導に熱心に耳を傾け改善努力、NPBへのアジャストを試みていたが、一度ファームに送り時間をかけて課題を潰す判断をしたようだ。

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