「親子の杯がある」と暴力団への加入を強要 松葉会系幹部の男に中止命令 群馬県警渋川署

 群馬県警渋川署は15日、暴力団対策法に基づき、沼田市の指定暴力団松葉会系幹部の男(51)に対し、県内在住の20代男性に組織への加入の強要や勧誘をしないよう中止命令を出した。

 同署によると、男は4月1日、面識のあった男性に対して「親子の杯があるから体を空けといてくれ」などと言い、組員になることを強要したとされる。

 命令に対し、男は「分かりました。近づきません」などと話している。男性が同署に相談して発覚した。

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