離れ離れになった仲良しコンビ、カササギのモリー&犬のペギーが感動の再会 飼い主も歓喜

ペギーとモリー(インスタグラム@peggyandmollyから)

オーストラリアで大人気のインスタグラムスター、カササギのモリーと犬のペギーのコンビが3月に引き離されたが、4月15日に再会を果たした。現地メディア「9ニュース」が15日、報じた。

2020年、ジュリエット・ウェルズさんが散歩中、巣から落ちたモリーを保護。家に居着くようになり、モリーがペギーにじゃれついたり、ペギーが昼寝しているところにモリーが寄り添ったり、大の仲良しとなった。その間、ルビーという犬も増え、2頭と1羽が仲良しとなった。その様子をインスタで公開し、コンビは人気者となった。

そんな中、環境・科学・イノベーション省からモリーを引き渡すよう要請があった。クイーンズランド州法の下では、病気やけがをした野生動物はリハビリテーション許可証を持つ人しか世話ができないからだ。そして3月1日、モリーとペギーらは離れ離れとなった。

しかし、同省は15日、「専門家の獣医師のアドバイスにより、3月1日に同局に引き渡されたカササギは高度に人に慣れており、発達上の問題を抱えている可能性があり、リハビリも野生に戻すことも不可能であることが示された」と声明を出し、野生動物管理者の訓練を受けることを条件にウェルズさんのもとにモリーを戻したという。

ウェルズさんは15日、モリーが戻って来たことをインスタで報告。「最高のニュースです。今朝、モリーが家に戻って来た。エキサイティングな再会だ」として、モリーとペギーらの画像をアップした。

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