市営住宅の給湯器が消えた…被害拡大防ぐため市が空き部屋の給湯器取り外し 警察は窃盗事件として捜査

北九州市八幡西区の市営住宅で空き部屋の給湯器が盗まれた事件で、市は被害の拡大を防ぐため、15日、残りの空き部屋にある給湯器を取り外しました。

この事件は、今月12日、八幡西区香月西にある市営住宅「ヴィレッジ香月」で、空き部屋の室外に設置されていた12基の給湯器がなくなっていたものです。

配管や配線が切断されていたため、市は盗難と判断して警察に被害届を提出しました。

閑静な住宅地で起きた窃盗事件に、入居者からは不安の声が聞かれました。

入居者「びっくりしたし怖い。夜が怖い。コトッと音がすると目が覚めます」

さらなる被害の拡大を防ぐため、市は15日午後、残りの空き部屋に設置されている給湯器8基を取り外しました。

警察は、窃盗事件として捜査するとともに当面の間、付近でパトロールを強化する方針です。

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