盛岡市の教育保育施設1施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生 入院・重症なし 園児ら計17人に嘔吐などの症状

盛岡市保健所は15日、管内の教育・保育施設1施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生したと発表しました。園児と職員の計17人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。今年度岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は4件(前年度同期3件)で、いずれも盛岡市保健所管内です。

盛岡市保健所によりますと、園児と職員合わせて100人以上が在籍する教育・保育施設で4月1日から10日にかけて、園児12人と職員5人の計17人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。このうち医療機関を受診した症状のある1人からノロウイルスが検出されたということです。入院や重症の人がいるとの報告はなく、症状のある人は回復または回復傾向にあるということです。

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