エ軍“最大の補強”のはずが…わずか4球で交代 50億円の投資も、右腕を襲った悲劇

エンゼルスのロバート・スティーブンソン【写真:Getty Images】

オフに3年50億円で加入したスティーブンソンがマイナーで4球で降板

大谷翔平投手が退団したエンゼルスは14日(日本時間15日)時点でア・リーグ西地区2位につけている。マイク・トラウト外野手が好調を維持する一方で、“最大の補強”だったロバート・スティーブンソン投手が4球で降板する事態も起きた。

31歳のスティーブンソンは昨季、パイレーツとレイズで60試合に登板。3勝4敗、防御率3.10をマークした。オフにエンゼルスと3年総額3300万ドル(約50億5200万円)で契約を結んだ。しかし、スプリングトレーニング中に肩を痛めていた。

4月13日(同14日)に3Aソルトレークの試合に出場したが、わずか4球で降板。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者によると、ロン・ワシントン監督は14日(同15日)の試合前に「検査を受けさせるつもりだ」と述べたが「それ以上のことはわからない」と語るにとどめたという。

昨季はシーズン序盤こそ、首位争いを演じていたが、トラウトやアンソニー・レンドン内野手ら、主力の故障とともに低迷。結果的に地区4位に終わっていた。大谷が退団した今、再び野戦病院に陥ることだけは避けたいところだ。(Full-Count編集部)

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