「世界の人々が楽しめる公園に」ばら公園リニューアルオープン 約670品種7000本に 広島・福山市

広島県福山市の花「バラ」が咲き誇る「ばら公園」…。2025年5月の世界バラ会議福山大会へ向けた改修工事が概ね完了し、リニューアルオープンしました。

福山市は2023年6月からことし3月末まで「ばら公園」をより魅力的な公園にするべく改修を行ってきました。植えられたバラは以前より390品種1500本増え、およそ670品種7000本となりました。

また、つるバラを生育させ立体感を演出したアーチやバラ花壇に入っていくかのような園路も設けました。

来園者たち
「花と花の間に上手に道が造られていて、これが満開になったらバラの間を散歩できるので楽しみだな」

「しょっちゅう工事中を見に来ては写真を撮って、ばら祭に間に合うかなっては思っていたんですけれど、間に合ったみたいでよかったです」

13日は朝からリニューアルを記念したイベントが開かれ、ばら公園ににぎわいが戻ってきました。日が暮れ始め、午後6時すぎから式典へ移りました。

そして日が暮れた午後7時前…、ばら公園のスポットライトが点灯されました。夜でも園内を楽しんでもらおうと、新たに整備されたものです。

福山市 枝広直幹 市長
「(ばら公園は)市民のこれまでは誇りでありましたけれど、これからは世界のみなさま方へも楽しんでいただける公園になった、していきたいと思っています」

植えられたバラは5月中旬に見頃を迎えます。「ばらのまち福山」に新たな景色をもたらしてくれそうです。

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