【新日本】5・4福岡でIWGP世界王者ジョン・モクスリーが成田蓮とV1戦

成田蓮(左)がジョン・モクスリーに挑戦する

新日本プロレスは16日、次期シリーズ(4月20日、東京・町田で開幕)の対戦カードを発表した。

最終戦の5月4日福岡国際センター大会では、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(AEW)が「ハウス・オブ・トーチャー」の成田蓮と初防衛戦に臨む。モクスリーは12日(日本時間13日)の米国・シカゴ大会で内藤哲也を撃破。WWE、AEW、そして新日本と現時点での世界3大団体すべての最高峰王座を獲得する快挙を達成していた。試合後は海野翔太との師弟対決を掲げていた。

しかし海野の同期で抗争を展開していた成田がモクスリーを襲撃して妨害。強硬手段が実り、キャリア初のシングル王座挑戦(注・2023年1月東京ドーム大会のザック・セイバーJr.戦はNJPW WORLD認定TV王者初代王者決定トーナメント決勝戦)が決定した。

同大会ではNEVER無差別級王者・鷹木信悟がゲイブ・キッドとの初防衛戦に臨むことも決定。さらにIWGPタッグ王者の「毘沙門」こと後藤洋央紀、YOSHI―HASHI組はKENTA、チェーズ・オーエンズ組とV2戦を行う。

また福岡国際センター大会2連戦の初戦となる3日大会では、IWGP GLOBALヘビー級王者ニック・ネメスが棚橋弘至とのV1戦に臨む。両者による王座戦は当初4月6日両国大会で決定していたが、棚橋の右足負傷により延期となっていた。3日大会では辻陽太とデビッド・フィンレーのスペシャルシングルマッチも決定。TV王者のザックはジェフ・コブとの初防衛戦に臨むことも合わせて決定した。

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