広島・廿日市市と米・ハワイ郡が姉妹都市提携

広島県廿日市市とアメリカ・ハワイ州のハワイ郡が姉妹都市提携を結び、15日、調印式が行われました。

■ミッチ・ロス ハワイ郡長

「こんにちは、アローハー」

調印式には、廿日市の松本市長らとアメリカ・ハワイ郡から来日したミッチ・ロス郡長などおよそ100人が出席しました。

ハワイ諸島で最大の島、ハワイ島全体が「ハワイ郡」と呼ばれています。

明治時代、日本からハワイにはおよそ3万人が移民として渡りました。

広島県からの移民が最も多く、ハワイ島には廿日市市にルーツをもつ日系人が多く住んでいます。

こうした歴史的なつながりや、世界遺産を持つという共通点から姉妹都市として提携することになりました。

■松本太郎 廿日市市長

「次の世代に、この強い絆をさらにつなげていきたいと思っています」

■ミッチ・ロス ハワイ郡長

「(姉妹都市提携は)廿日市とハワイ郡や日米だけでなく、世界にとってよりよい明日や平和な未来のために重要です」

今後は、「経済」「文化」「教育」を中心に、イベントなどを通じて交流を深めていく予定です。

【2024年4月15日放送】

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