ソメイヨシノ見頃の太平川沿い ごみ拾い 景観守る活動

サクラの開花が進む県内。去年7月の大雨で氾濫した秋田市の太平川沿いのソメイヨシノはいまが見ごろです。15日はボランティア団体や地元の住民たちが、カヌーを使って太平川のごみを拾い集め景観を守る活動を行いました。

川の清掃活動はNPO法人秋田パドラーズが企画し、地元の住民も合わせて10人余りが参加しました。太平川沿いはおよそ600本のソメイヨシノが並び、サクラの名所としても知られています。しかし去年7月の記録的な大雨で太平川が氾濫。川岸には流れ着いたごみが未だに多く残されています。清掃をはじめて30分足らずで大量のごみが集まりました。

続いてカヌーに乗って川のゴミを拾います。秋田市広面の東地区コミュニティセンターからおよそ1.3キロ下流を目指しました。満開のサクラのもと、およそ1時間半かけて川を下りながら清掃活動を行いました。去年7月の記録的な大雨による氾濫発生から9か月。サクラが咲き誇る太平川の景観を守る活動が少しずつ進められています。

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