「Skydio X10」の注文受け付け開始
NTT Comは、Skydio製ドローンを2020年11月より取り扱っており、インフラ設備の点検や建設現場の巡回業務の効率化などの用途でご利用いただいています。
Skydioから新たに発売される「Skydio X10」の注文受け付けを開始する。「Skydio X10」は、非GPS環境下での安定飛行や360度障害物回避機能などの従来のSkydio製ドローンの特長に加え、以下の特長があります。
- (1)高解像度カメラ
挟角(6,400万画素相当)、サーマルの2つのカメラに加え、広角または望遠のレンズを実装している機種をそれぞれラインアップ。広角カメラにより広範囲の状況確認が可能となり、望遠カメラにより、被写体と離れた位置からの撮影によるドローン損傷リスク低減が実現できる。また、サーマルカメラにより災害時の人物探索や設備の発熱異常の検出も可能に。 - (2)暗所での自律飛行
オプションのNightSenseを装着することで、障害物回避をはじめとした暗所での自律飛行が可能だ。また、スポットライトを装着することで暗所環境での鮮明な撮影ができる。これにより、警備用途や暗所施設での安全な自律飛行・撮影が可能となる。 - (3)防水・防塵機能
IP55等級を実装しているため、雨天時の飛行が可能。
「Skydio X10」「Skydio Dock」のSkydio認定講習の提供開始
「Skydio X10」の注文受け付け開始に合わせ、納品と同時に「Skydio X10」のSkydio認定講習が受講可能だ。また、ドローンポート「Skydio Dock」のSkydio認定講習も提供開始する。 NTT Comは、3月に「Skydio X10」、「Skydio Dock」、の「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR」資格を取得し、この講習を日本で初めて提供する。
Skydio認定講習とは、Skydio製ドローンを深く理解し、使いこなすための座学および実技の講習だ。Skydio認定講習は、Skydioが認定する「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR」や、「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR」が認定したインストラクターのみが提供できるという。
「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR」は、Skydio製品の知識や飛行実績に加えて、Skydioが米国現地で提供するMASTER INSTRUCTOR講習を受講し、筆記および実技の試験に合格することで認定されます。認定されると、Skydio認定講習の提供および講習受講者の合格認定、Skydio認定講習を提供できるインストラクターの育成を行うことができる。
NTT Comでは、2024年4月より「Skydio X10」「Skydio Dock」のSkydio認定講習を、講習パートナーを通じて提供するとしている。
「Skydio X10」の注文受け付け開始日
2024年4月4日
「Skydio X10」「Skydio Dock」のSkydio認定講習提供開始日
「Skydio X10」：1台目の納品後より 「Skydio Dock」：2024年4月4日より
