弘前市に「寄席の劇場」4月20日オープン 記念イベントで春風亭昇太さんなど5人が交代で落語を披露

毎月2回の定期公演を予定しています。弘前市に寄席を開くことができる「弘前かだれ劇場」が20日にオープンすることになりました。

「弘前かだれ劇場」は、弘前芸術鑑賞会が弘前市百石町の飲食店の宴会スペースを改装してつくりました。

中央には高座を設け、客席は110席を用意。生の出ばやしを演奏し、落語家を出迎えます。

弘前芸術鑑賞会によりますと、明治時代、弘前市内には寄席が3カ所あり、その庶民的な演芸文化を復活させたいという思いで、今回、劇場を作りました。

オープン記念イベントとして、4月26日から3日間連続で寄席を開きます。こけら落とし公演「わどなんど寄席」には、春風亭昇太さんを始めとする5人が、交代で落語を披露します。

【弘前芸術鑑賞会 水戸光宣理事】
「東京の寄席と同じ雰囲気のものを今回できますので、ぜひご覧いただいて、体感していただければというふうに思っております」

今後、月2回は落語の定期公演を開くほか、津軽三味線の演奏会やeスポーツの大会など、様々なイベントが開かれる予定です。

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