JICA海外協力隊 エジプトでの柔道指導学生らが報告

JICA海外協力隊の隊員としてエジプトへ柔道の指導で派遣されていた天理大学柔道部の学生などが帰国し15日、市役所で報告しました。

天理市・JICA関西・天理大学は発展途上国での国際協力の推進などを目的に連携活動を行っていて、今回の派遣はエジプト政府からの要請があったといいます。並河市長からねぎらいの言葉がかけられた隊員らは約1カ月の滞在で体験したことなどを話しました。

隊員らはエジプトで柔道のナショナルチーム強化のために活動。日本人の練習に対する姿勢を示すことで、次第に練習に打ち込む選手が増えたことや力に頼る外国人選手に対応する方法を学べたことなどが大きな収穫だと語りました。

派遣は今後も続けられる予定で、天理市とJICA関西ではオンラインによるエジプトと天理市の小学生の文化交流も予定しています。

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