本格的な観光シーズンを前に名勝・猊鼻渓で安全な舟下りの運航誓う 客足はコロナ禍前の8割回復 岩手・一関市

本格的な観光シーズンを迎える前に舟下りで知られる岩手県一関市東山町の名勝・猊鼻渓で15日、安全祈願祭が行われました。

船上で行われた安全祈願祭には関係者約40人が参加しました。春の本格的な観光シーズンを迎える前に1年の安全な舟の運航を願い神事が行われました。げいび観光センターによりますと猊鼻渓では新型コロナの5類移行後、訪日観光客を中心に客足が伸びてコロナ禍前の86パーセントまで回復。また、2023年度は訪日台湾人観光客の利用が過去最高を記録したということです。
(船頭・佐々木利治さん)
「英語や台湾語を勉強しながら海外のお客さんとコミュニケーションを取って案内していきたい」
関係者は改めて安全な運航に決意を新たにしていました。

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