高田商業高校 5年ぶりに復活 すき焼きパーティー

大和高田市の高田商業高校で15日、上級生がすき焼きを作って新入生を歓迎する伝統のパーティーが5年ぶりに行われました。

すき焼きパーティーは、4月に入学した1年生に1日も早く学校に慣れてもらおうというもので、1960年に始まりました。新型コロナの影響で中止されていましたが5類移行を受けて今年5年ぶりに復活しました。校庭では200人の新入生が40個の七輪を囲み運動部や生徒会に所属する上級生が、牛肉や野菜を煮込んでいきました。用意されたのは牛肉およそ60キロ、ハクサイおよそ20玉。新入生たちは、おいしそうに食べながら先輩との交流を深めていました。

新入生は―

「みんなで食べられて楽しいです」

「すごくおいしいですね。味も濃くて肉のアブラが溶け出していてご飯によく合います。(先輩が)部活の事とか、いろいろ教えてくれてこれからも頑張りたいなという気持ちになりました。」

会場では、アカペラ部によるパフォーマンスも行われ、先輩たちの愛情たっぷりのもてなしを受けた新入生は新しい生活への期待に胸を膨らませていました。

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