「宇都宮からパリへ」3人制バスケットボール予選大会 来月日本で初開催

とちぎテレビ

宇都宮からパリへ。

この夏に開催されるパリオリンピックの3人制バスケットボールの予選大会が5月、日本で初めて宇都宮市で開かれることが決まり15日、東京都内で概要が発表されました。

3人制バスケットボールは、5人制の半分の広さのコートを使って行われ、3年前の東京オリンピックで、初めて競技種目になりました。

今年の夏に行われるパリ大会では、男女それぞれ8チームが出場することになっています。このうち、世界ランキングの上位3カ国と14日まで香港で行われた予選を優勝した1チームはすでに出場権を得ていて、男女それぞれ残り4つの枠をあと2回行われる予選大会で争うことになります。

次の予選大会は、5月3日から5日にJR宇都宮駅に隣接するライトキューブ宇都宮で初めて行われ、開催国枠で出場する日本を含めた男女それぞれ8チームが優勝チームに与えられる出場権獲得を目指します。

東京都内で行われた記者会見には、3人制バスケットボールの東京オリンピック代表で予選大会のメンバー入りを目指す落合知也選手も出席し「悔しい思いはオリンピックでしか返せない。日本代表としてプライドを持って世界の強豪と戦い優勝して出場権を獲得したい」と意気込みを語りました。

また、4月26日から28日は、宇都宮市中心部の二荒山神社で3人制バスケットボールのクラブチーム世界一を決めるワールドツアーの開幕戦が行われます。この大会は、宇都宮市が2016年に初めて日本に誘致して以来、コロナ禍を除いて毎年、開催されています。

春の大型連休は、最高レベルの2つの大会が宇都宮市から世界中に発信されることになり関連イベントも開かれます。

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