男女平等の世の中になったはずですが、まだまだ差別をする人は存在しているようで…。筆者の知人Aさんは、男と女で態度を変える保険屋さんと出会って不快な思いをしたそうです。「女に説明してもわからない」ーーあなたはこんな対応をされたことがありますか?
「保険に入りたい!」なのに適当な対応
子どもが生まれて家族構成が変わるので、保険を見直したいと考えたAさん。予約を取って保険屋に見積もりに行きました。Aさんの対応をしてくれたのは若い男性だったのですが、終始適当な対応をされてしまいます。
「あなたに説明してもわからないと思いますけどーー」
こんな風に、女性に説明しても意味がないと言わんばかりの態度で説明してくる保険屋の男性。Aさんは不快な思いをしつつ説明を聞き、見積もりを持ってその日は帰宅しました。
大憤慨! 夫に報告
その日、帰宅してきた夫に今日あったことを話したAさん。保険内容はいいと思ったものの、保険屋の対応がひどかったことを報告しました。
夫は「今度の休みに俺も一緒に行くから、予約取っといて」と言い、今度はAさんと夫の2人で一緒に行くことに。
Aさんは、これで保険屋にバカにされなくて済むと安心しました。
保険屋再訪、まるで違う態度
夫の休みにまた保険屋を訪れたAさんたち。夫を連れて行くと、前回とはまったく態度が違います。丁寧な態度で、しっかりとした説明にAさんはびっくり。
やはり、前回は女一人で行ったからバカにされていたのだと確信しました。
すべての説明を受け、いよいよ契約という段階になったとき、夫は態度を急変。
「妻をバカにするような保険屋とは契約しません!」と言い、その場を後にしました。
まだまだ男と女は平等じゃない…?
その後、別の保険屋に行って無事に新しい保険を契約したAさんたち。性別で態度を変える人がいることにビックリしましたが、そのような人に屈する必要はないのだと学びました。
これからも、思わぬ人に会って嫌な思いをすることがあるかもしれません。しかし、こんな風に自分のことを守ってくれる夫となら、生まれてくる子どもと幸せな暮らしができるだろうと思えます。
保険の契約という件を通じて、また成長したことを実感するAさんなのでした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶