カブスの4番→オリックスで打率.186 7月に帰国のまま…大物助っ人の“悪夢の2年間”

オリックスに在籍していたフランク・シュウィンデル【写真:荒川祐史】

シュウィンデルが米独立アトランティックリーグのロングアイランドと契約

米独立アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスは12日(日本時間13日)、フランク・シュウィンデル内野手と契約したと発表した。昨年12月1日にオリックスから自由契約になっていたが、ついに新天地が見つかった。

2013年ドラフト18巡目(全体534位)でロイヤルズ入りし、2019年にメジャーデビューした苦労人。2021年途中にアスレチックスからカブスに移籍すると、56試合の出場で打率.342、13本塁打、OPS1.002と大ブレークした。2022年は4番も任されたが、75試合で打率.229、8本塁打と期待に応えられなかった。

昨年1月にオリックスと契約し、大物助っ人として注目を集めた。しかし、20試合の出場で打率.186、1本塁打、OPS.461と結果を残せず、5月には出場選手登録を抹消。腰の検査のために7月に一時帰国し、そのまま退団となっていた。

その後は音沙汰なしとなっていたが、米独立リーグ入り。ロングアイランドは元阪神のルー・フォード氏が監督を務め、元中日のチェン・ウェイン投手も加入したばかりと、NPB経験者が多いのも心強い。カブスの中軸を担っていた2022年からは悪夢の2年間を過ごしたが、31歳が再び這い上がろうとしている。(Full-Count編集部)

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