PEファンドのCVC、アムステルダム上場計画を発表

Pablo Mayo Cerqueiro Anousha Sakoui

[ロンドン 15日 ロイター] - 欧州の大手プライベートエクイティ(PE)ファンド、CVCキャピタル・パートナーズは15日、ユーロネクスト・アムステルダムに上場する計画を発表した。

今年、欧州で最も注目される新規株式公開(IPO)の一つとなる。

新株と既存株の売却を通じて、同社と株主が少なくとも12億5000万ユーロ(13億3000万ドル)を調達することを目指す。

株主であるシンガポール政府系ファンドのGIC、クウェート投資庁、香港金融管理局(HKMA)がIPOに際して保有株を売却する。売却される株式の最大10%は米ブルー・アウルが引き受ける。

関係筋が以前ロイターに明らかにしたところによると、CVCは上場により株式時価総額が100億ユーロを超える可能性がある。

欧州ではライバルのブリッジポイントやEQTも株式を上場しており、EQTの株価は過去半年で50%近く値上がりしている。

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