岸田総理襲撃から1年・和歌山県の岸本知事「模倣犯を生まない対策を」

和歌山市の雑賀崎()(さいかざき)漁港で、選挙演説中の岸田総理大臣が男に爆発物を投げつけられた事件からきょう(15日)で1年が経ち、和歌山県の岸本周平知事は「暴力で選挙を妨害することは絶対あってはならない。和歌山県警と連携して模倣犯を生まない対策に取り組まなければならない」と述べました。

定例記者会見での岸本知事(4月15日・和歌山県庁)

岸本知事は、けさの定例記者会見で岸田総理襲撃から1年が経ったことについて「いまでも強い抗議の気持ちを持っている。野本県警本部長が就任記者会見でしっかりと防犯対策にあたると表明したので、今後行われる県内や国政の選挙の際にしっかり警備してもらうと共に、国会でもその点をしっかり議論して欲しい」と所見を述べました。

© 株式会社和歌山放送