栃木県内は15日も晴れ間が広がり、県内すべての観測地点で今年の最高気温を更新しました。
各地で夏日となる中、芝ざくらまつりが開かれている市貝町ではシバザクラが見ごろを迎えています。
市貝町見上にある芝ざくら公園。丘一面に鮮やかな花のじゅうたんが広がります。
1万8千平方メートルと本州有数の広さを誇る園内でおよそ28万株のシバザクラが見ごろを迎えています。斜面を覆うピンクや白などの鮮やかな4色の花は町の中を流れる小貝川をイメージして描かれています。
今年は3月に気温が低い日が続いたため、開花は例年よりも1週間ほど遅く3月30日ごろでした。見ごろも例年に比べて1週間ほど遅いということです。
県内は15日も晴れて初夏の陽気となり、最高気温は佐野で27.8℃、小山で27.2℃、大田原と宇都宮で27.1℃と9つの観測地点で夏日を記録するなど、6月下旬から7月上旬並みの暑さとなりました。
また、14あるすべての観測地点で今年の最高気温を更新しています。
芝ざくら公園には、15日も午前中から多くの人が訪れ色鮮やかな4色の花のコントラストを楽しんだり写真を撮ったりしていました。
市貝町の芝ざくらまつりは、イベントが開かれている今月(4月)30日までに5万7千人の来場者を見込んでいます。
シバザクラの見ごろは今週末ごろまで続きそうだということです。