「相鉄ポイント」切り替え業務でミス 10件の個人情報が見られる状態に

(資料写真)

 相鉄ホールディングス(HD、横浜市西区)は15日、3月から開始した「相鉄ポイント」サービス移行に伴い、切り替え業務でミスが発生し、アプリ上で10件の個人情報を別人が見られる状態になっていたと発表した。

 相鉄ジョイナスやそうてつローゼンのポイントを一つにまとめる「相鉄ポイント」への移行で、25の特設会場で切り替え作業を行った際、取り違えなど誤操作によるミスが起きたという。

 情報は氏名、性別、生年月日、住所、電話番号。10件以外に、内容は見られない状態だったものの誤情報が登録されていたケースが277件、新カードに会員情報がそもそも反映されていなかったケースが1407件あった。

 移行前からカードとアプリを併用していた顧客から3月6日に指摘があり発覚。4月14日までに約40万人の会員情報を点検し、二重チェック体制とするなど再発防止の対策を講じた。

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