【巨人】外野のレギュラー争い「激化」萩尾ら台頭の中で松原聖弥が登録抹消

巨人・松原聖弥

巨人の外野のレギュラーを巡るサバイバルレースが激化している。松原聖弥外野手(29)が15日に出場選手登録を抹消された。

安打0本に終わった昨季の雪辱に燃える松原はオープン戦で打率3割2分と猛アピールに成功。開幕メンバーの切符をつかんだが、開幕から9試合出場で12打数2安打の打率1割5分4厘、2打点、5三振。16日から甲子園で始まる伝統の一戦を前にファーム降格が決まった。

外野のレギュラー争いの激しさの象徴でもある。直近で4試合連続1番打者を務めるプロ2年目の萩尾は14日の広島戦(東京ドーム)で自身本拠地初本塁打となる決勝2ランを放つなど、打撃面で好調。打率2割6分8厘、2本塁打、6打点の成績で切り込み隊長の座を確保しつつある。

萩尾のほかにも打率3割1分6厘と好調のオコエ、オープン戦から安定した打撃力を誇るルーキー・佐々木、ベテランの丸と定位置を巡り争いは日々激化。6連勝中と勢いに乗るチームの中で誰がレギュラーをつかみ取るのか、チーム内外からの注目を集め続けている。

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