SNS型投資詐欺 下野市の67歳の女性が1億2千万円余被害 2024年県内最高額

とちぎテレビ

下野市の60代の女性が投資名目などで総額1億2千万円余りをだまし取られました。栃木県内であった交流サイトを通じたSNS型投資詐欺の被害額としては、今年の最高額で警察は詐欺事件として捜査を進めています。

下野警察署によりますと被害にあったのは下野市の67歳の女性です。

女性は去年(2023年)11月9日、SNS上にあった投資勉強会の広告表示から投資の専門家を名乗るSNSアカウントと友だち登録を行いました。その後、紹介されたアカウントのメッセージを信用して、言われるがまま金の取り引きの名目で指定された口座に10万円を振り込んだということです。

以降、3月6日までに27回にわたり、多い時で一度に1700万円を投資名目などで指定された口座に振り込み、合わせて1億2388万円をだまし取られました。女性はその後、知り合いに詐欺だと指摘され被害に気付きました。

県内であったSNS型投資詐欺の被害額としては、今年の最高額で、警察は詐欺事件として捜査を進めています。

警察によりますとSNSを通じて毎回異なる個人名義の口座に振り込ませるように指示してくるような手口は、詐欺の可能性が非常に高いということで、不審な儲け話にだまされないよう注意を呼びかけています。

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