泉房穂氏 水原容疑者の騒動で大阪IR構想に注文「カジノは人を不幸に…やめるべきだ!」

泉房穂氏

前明石市長で弁護士の泉房穂氏が15日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。ドジャース・大谷翔平投手の元専属通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者に関する一連の報道に触れた。

水原容疑者は、違法賭博の借金を返済するため、大谷の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金していたという。

泉氏はこの日、自身のXでギャンブル依存症に関する記事を紹介し「『ギャンブル依存症』のことを、マスコミはもっとしっかりと報道すべきだ」と指摘し「大阪に『カジノ』ができたら、『ギャンブル依存症』によるトラブルが激増すると言われている。人ごとではない…」と危機感を示す。大阪府と大阪市はカジノを含むIR(統合型リゾート施設)の開業を目指している。

さらに「何度も言うが、『ギャンブル依存症』を〝自己責任〟の問題にしてはならない。ギャンブルで〝一部の関係者〟が金儲けできる一方で、『ギャンブル依存症』が増え、犯罪や家族崩壊を招き、そのしわ寄せで子どもたちが泣くことになる」と持論を展開し「カジノは人を不幸にする。やめるべきだ!」と強く主張した。

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