ヘンリー王子とメーガン妃のネトフリ新番組王室専門家が〝高級すぎる〟と警鐘

ヘンリー王子(左)とメーガン妃(ロイター)

ヘンリー王子とメーガン妃はネットフリックスで2本の新番組を制作することを発表したが、王室専門家はヘンリー王子の番組が、一般視聴者の感覚と「ずれている」ことを警告した。英紙エクスプレスが14日に伝えた

夫妻の新作ドキュメンタリーは1本がメーガン妃の「料理、ガーデニング、娯楽、そして友情の喜びを祝う」料理ショーであり、もう1本がヘンリー王子が愛して自らもプレーしているスポーツ「プロのポロの世界」をテーマに展開される予定だ。

だが元BBC王室特派員のマイケル・コール氏は「ポロはおそらくセーリングを除けば、世界で最も高価で高級なスポーツの1つです。少なくとも2頭から4頭のポニーが必要です。ポロは非常に人気がありますが(視聴者や一般人には)特別なものです」と、一般の視聴者には〝高級すぎる〟ことを示唆した。

さらには「ヘンリー王子がより包括的になり、民族、人種、宗教、性的嗜好に関係なく、より多くの人々を受け入れようとしているのであれば、おそらく(高級な)ポロの(番組制作の)ことを考えることはなかったと思います」と「一般世間とのずれ」に警鐘を鳴らした。

さらには「実際のところ、ヘンリー王子夫妻はお金を稼がなければならない。お金が必要なのです。市場では、独自のセールスポイントは彼らの王室の地位ですが、彼らが何かをしなければ、その価値も失われる可能性があります。彼らはサメのようなもので、常に動き続けなければなりません」と指摘した。

2本の新番組は、夫妻のアーチウェル・プロダクションによって制作され、番組名とリリース日は数か月以内に発表される予定だという。果たして夫妻の新しい試みは成功するのか。

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