高橋奈七永 ロッシー小川氏新団体に参加「引退を見据えてたどり着きました」

マリーゴールド旗揚げ会見に出席した高橋奈七永

自称〝女子プロレス界の人間国宝〟こと高橋奈七永(45)が、引退を示唆した。

15日に都内で元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が、新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」の旗揚げ会見を開催。高橋は契約満了となる3月いっぱいでスターダムを退団した林下詩美、ジュリア、MIRAI、桜井まい改め桜井麻衣、弓月改めビクトリア弓月、元アイスリボンの石川奈青とともに所属として出席した。

マイクを持った高橋は「引退を見据えてこの団体にたどり着きました。約28年前に全日本女子プロレスでデビューして過酷な時代を生き抜いてきました。その中でたくさんの栄光、ベルトや感動をプロレスから与えてもらってきました。そのことにとても感謝しています。この感謝をこれからの女子プロレスに伝えていきたいし、高橋奈七永が生きた証しというものをしっかりここで残していきたい」と語り「ただ終わりを意識しているから終わっていくのではなく、ここからの夢をつかみにいきたい」と新団体旗揚げへ決意表明した。

会見中には新団体のエースになると宣言した弓月から「高橋奈七永、シングルしてください。引退とか言ってんじゃねえよ。私があなたにパッション注入してやるよ!」と一騎打ちを要求される場面も。人間国宝の最終章が幕を開ける。

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