水難事故の防止へ 大型連休を前に河川周辺の設備確認 不備あれば応急修理 富山

河川の利用者が増える大型連休の水難事故を防ごうと、国土交通省が富山県内の河川の堤防や水辺周辺の点検を実施しています。

国土交通省・富山河川国道事務所は15日から管轄する県内4つの河川で堤防周辺や河川敷の安全点検を実施します。

高岡市の小矢部川下流では担当者らが堤防沿いにあるゲートボール場を見て歩き、ベンチや倉庫が古くなっていないか確認。コースをしきるネットの網が3か所破れていたため応急的に修理をすることを決めました。

この点検は神通川や常願寺川、庄川でも実施される予定で、富山河川国道事務所などは不備のあった箇所について大型連休が始まる4月下旬までに補修するなど対応策をとります。

富山河川国道事務所 高岡出張所 吉本将浩所長:「河川は天然の危険な場所でもありますので、気象情報等を把握していただいて、安全な利用をお願いしたい」

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