逆走の6日後に運転者けがさせる追突事故 今年1月に道交法違反2件起こした50代男性教授を戒告の懲戒処分 岩手県立大学

岩手県立大学は、今年1月に2つの道路交通法違反を起こした50代の男性教授を、3月28日付で戒告の懲戒処分にしました。

戒告の懲戒処分を受けたのは、総合政策学部に所属する50代の男性教授です。
県立大学事務局総務室の4月15日の発表によりますと、男性教授は今年1月10日夜、盛岡市内の道路で私用のため自動車を運転していたところ、一方通行の区間を約40メートル逆走して警察に摘発されました。その6日後の16日朝には盛岡市内の道路で私用のため自動車を運転中に、赤信号で止まっていたいた自動車に追突し、この自動車の運転者に全治2週間のけがを負わせました。
男性教授が大学側に報告して明らかになったもので、本人が提出した顛末(てんまつ)書の中で反省の弁を述べているということです。
県立大学の教職員による懲戒処分は公立大学法人へ移行した2005年度以降今回が7件目で、2015年度に教員が人身事故を起こして戒告になって以来です。

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