JO1・川西拓実 初主演映画の試写会登場も…監督の〝推し〟から外された

試写会に登場した(左から)風間太樹監督、井之脇海、川西拓実、桜田ひより、栁俊太郎、円井わん

ボーイズグループ「JO1」の川西拓実(24)が15日、都内で行われた「映画『バジーノイズ』完成披露試写会」に出席した。

同名の青春音楽コミックを原作とした映画で、川西は主人公の青年・海野清澄を演じた。試写会会には川西の他、共演した桜田ひより(21)、井之脇海(28)、栁俊太郎(32)、円井わん(26)、監督の風間太樹氏(32)も出席した。

ジャケット姿で登場した川西は「見ての通り緊張してます」とかしこまった表情で告白し会場の笑いを誘うと、「僕も初めての主演映画ということで、思い入れが本当にあって」と愛着を明かした。その上で「一生忘れない作品になると思うので、早く見ていただきたいなっていう気持ちがあります」とはにかんだ。

すでに完成版を視聴したそうで「1回見た時は少し恥ずかしいと言いますか、自分が大画面のスクリーンに映し出されることになるとは、これまでの人生でも想像したことがなかったので…」と心境を語りつつ「見てくださる方を絶対に後悔させない作品になったと思いましたし、たくさんのチャレンジがあった作品でもありましたけど、やってよかったなと思いました」とさわやかに振り返った。

また、主人公の清澄が〝音楽さえあれば何もいらない〟青年であることに合わせて、自身の「これさえあれば何もいらないもの」を発表するコーナーでは、役柄と同じく「音楽」と回答。「『JO1』になってから家に帰れば作曲の練習をする毎日なので、大切だなと心から思っています」と強い思い入れを明かした。

一方で監督の風間氏が「推し」と回答したことについては「(誰のことか)言わないんですか?」と茶化す一幕も。風間氏が「本当に格好良くて、演奏シーンもほれぼれするんですけど、栁君…」と川西ではないことを明かすと、関西出身らしい〝ズッコケ〟を披露し、会場全体を盛り上げていた。

映画「バジーノイズ」は5月3日から全国で公開される。

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