『名探偵コナン』歴代No.1スタートで初登場1位 『オッペンハイマー』11億円突破で3位浮上【映画週末興行成績】

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が超ロケットスタート! - (C) 2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

4月12日から14日までの週末映画動員ランキングを興行通信社が15日に発表、青山剛昌原作の大ヒットアニメシリーズ劇場版27作目『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が初登場1位に輝いた。また、公開3週目の『オッペンハイマー』がワンランクアップで3位にランクインしている。

『100万ドルの五稜星』は、初日から3日間で動員227万4,000人、興収33億5,200万円という驚異的な数字で初登場1位に輝いた。昨年4月に公開され、シリーズ最高の興収138.8億円を記録した『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』との初日3日間対比で106.5%と、シリーズ歴代No.1のスタートを切っている。

2位は、公開から4週連続1位をキープしていた『変な家』。ワンランクダウンとなったが、週末3日間で動員16万7,000人、興収2億2,200万円を記録するなど堅調で、累計成績は動員308万人、興収38億円を突破している。

3位に浮上した『オッペンハイマー』の累計成績は動員69万人、興収11億円を突破。現時点において、今年公開された洋画で10億円を突破しているのは本作のみ。また、IMAXでもクリストファー・ノーラン監督作品史上、週末最高の数字を記録しているという。

4位の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は累計動員664万人、累計興収95億円を突破。5位の『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』は累計動員321万人、累計興収38億円を超えた。そして、6位の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は公開12週目にして前週より3ランクアップ。累計成績は動員262万人、興収44億円を記録している。

今週末は、人気サッカーアニメの劇場版『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』、夢枕獏の人気小説シリーズを原作にした山崎賢人(崎はたつさき)主演の『陰陽師0』、山田太一の小説をロンドンを舞台に映画化した『異人たち』などが公開予定となっている。(編集部・入倉功一)

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