格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．４６」（２９日、東京・有明アリーナ）の合同公開練習が行われ、金原正徳の挑戦を受けるＲＩＺＩＮフェザー級王者の鈴木千裕（２４）が必勝を誓った。
試合を２週間後に控え、２分間のミット打ちを行って順調な仕上がりっぷりを披露した鈴木は「いつも通りです。何も変わらずって感じで」と自信たっぷりだ。
総合格闘技（ＭＭＡ）スパーリングで弟子の須田美咲を腕十字で仕留めた金原の練習も目の当たりにしたが「いつも通りの金原選手だなって…」と意に介さず。
テクニックに定評のあるベテランとの試合に「打撃だけやるならキックに出ればいいし、寝技だけやるなら寝技の大会に出ればいい。これはＭＭＡなので、寝技の展開も絶対に出てくると思います。もちろん（相手が）全局面で強いのは分かっている。でも人間、完ぺきじゃなくて必ず弱点があるので。僕なりに埋めてきたので、その答え合わせをしたいですね」と拳を握った。
昨年１１月にヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン）を破り王座を奪取して臨む初の試合だが「僕は王者であって挑戦者なので、何も変わらないです」と断言。「ここに勝って本当の王者の姿になれると思うので、しっかり勝ちたいですね」という言葉通りの快勝を手にできるか。
