【RIZIN】金原正徳〝最後の王座挑戦〟へ「鈴木千裕が殴る。それに俺がどう対応するか」

公開練習を行った鈴木千裕(左)と金原正徳

格闘技イベント「RIZIN.46」(29日、東京・有明アリーナ)の合同公開練習が15日に行われ、RIZINフェザー級王者の鈴木千裕に挑戦する金原正徳(41)が〝ラストチャンス〟への覚悟を語った。

弟子の須田美咲を相手に総合格闘技スパーリングを行い、1分足らずの腕十字固めで仕留めて順調な仕上がりを見せた金原は「単純にみんなが思っているような展開になるんじゃないですか? 鈴木千裕が殴る。それに俺がどう対応するか」と試合展開を読む。会場では鈴木のミット打ちも見て「イメージのままですね。打撃うめえな…と思って。はええなあ…って思いましたね」と感嘆。その上で「間違いなくRIZINフェザー級でナンバーワンのストライカーだと思うし。いろんなことに気をつけないといけないけど、自分も50戦以上やってストライキングの強い人ともやってきたので、そういう経験が生かせれば」と拳を握った。

また、年齢的に今回が最後のタイトル挑戦になるとして「(結果次第では)次で終わってしまうこともあるだろうし。辞めるなら悔いなく辞めたいし。ただ、まだまだやりたいものもあるし。いろんな思いでトレーニングキャンプを迎えられたので、そういう思いを当日発揮できればと思います」。鈴木に「誰が見ても面白い試合になるから、当日ぶつかり合って盛り上がっていきましょう!」と呼びかけた。ベテランの意地は破竹の勢いの王者を止めることができるか。

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