富山市の神通川で15日、アユの稚魚が放流されました。
神通川の稚アユの放流は例年、川の水温が10℃前後になるこの時期に行われています。
ことしは地震で2か所の増殖場の配管が損壊するなどの被害を受けましたが、稚アユの生育は順調で、体長10センチ、例年に比べてやや小ぶりですが、漁の解禁までには16センチ前後に成長するということです。
15日放流された稚アユは5万匹で、富山漁協では5月末までにおよそ150万匹を放流することにしています。
富山漁業協同組合 東 秀一 組合長:「アユの放流・解禁日は皆さん楽しみにしておられるので、それまでにいいアユに育って迎えることができればと思います」
ことしのアユ漁の解禁は6月16日を予定しています。