「将来への思いも託して貴重な一票を」衆院長崎3区補選あす告示 県庁で届け出リハーサル《長崎》

谷川弥一氏の辞職に伴う衆議院長崎3区補欠選挙は、16日告示されます。自民党は“不戦敗”を決め、野党候補同士の一騎打ちとなる見通しです。

県庁では、立候補の受け付け手順を確認するリハーサルが行われました。

(リハーサル)

「長崎県第3区における候補者届け出の受理手続きを行います」

16日の本番と同じ会場で行われたリハーサル。

県選挙管理委員会の職員ら14人が参加し、くじで届け出順を決めて立候補を受理した後、街頭演説用の旗や腕章といった公営物資を手渡す手順などを確認しました。

立候補は、15日午前8時半から午後5時まで、県庁で受け付けます。

(県選挙管理委員会 楠本 雅一 書記長)

「今回の選挙が、円滑に遅滞なく執行できるように取り組んでいきたい。特に若い世代については、現状だけでなくて、将来への思いも託して貴重な一票を、もれなく投票するよう改めてお願いする」

衆議院長崎3区補欠選挙には、立憲民主党、現職の山田 勝彦氏44歳、日本維新の会、新人の井上 翔一朗氏40歳の、2人が立候補を表明しています。

自民党は候補者を擁立しないことを決めていて、野党候補による一騎打ちの公算が大きくなっている今回の選挙。

「政治とカネ」の問題のほか、離島振興や子育て支援策などを争点に選挙戦が繰り広げられる見通しです。

17日からは、期日前投票所が佐世保市や大村市、五島市など、選挙区内の52か所に順次、開設されます。

投開票は28日に行われます。

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