14日に開幕した「春の高山祭」。2日目の15日も天候に恵まれ、国内外から訪れた大勢の観光客を魅了しました。
本楽祭の15日も朝から晴天で、蔵から曳き出された豪華絢爛な11台の祭屋台が、満開の桜の下、旧高山城下町に曳きそろえられました。
御旅所前では、大勢の観光客が人形を糸で操るからくりの演舞に見入っていました。
また14日夜は、ちょうちんを灯したきらびやかな祭屋台による幻想的な夜祭が行われました。
夕暮れ前に11台の祭屋台にそれぞれちょうちんが飾り付けられ、その後、あかりを灯した祭屋台が屋台組の氏子に曳かれて中心市街地や上三之町など古い町並みを巡りました。
訪れた観光客は、闇夜に浮かぶちょうちんの幽玄の美と幻想的な世界に魅せられていました。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行した後初めての開催となった今年の春の高山祭は、天候にも恵まれて2日間で約18万8000人が訪れ、にぎわいました。