瑞浪市で70代の女性が、息子を名乗る男からのうその電話で、現金計80万円をだまし取られました。
警察によりますと4月11日、瑞浪市に住む70代の女性宅に息子を名乗る男から「俺、同窓会の名簿届いているか」といった探りを入れるような電話があり、続いて「株で儲かったお金を振り込むので口座を教えてほしい」という電話がありました。
その後、証券会社社員を名乗る別の男から「息子さんが収入を申告せずに税金を滞納している。税金を支払わないと逮捕されることもある」などと電話があり、さらに息子を名乗る男から「150万円を払えば逮捕されずに済む。口座が凍結されているのでお金を用立ててほしい」と頼まれたということです。
話を信じた女性は、11日と12日の2回にわたり自宅を訪れた息子の友人を名乗る男に、現金計80万円を手渡してしまったということです。
女性がその後、不審に思い警察に相談して詐欺だとわかりました。
警察が、特殊詐欺事件として捜査しています。