【卓球】平野美宇 15歳相手に2度の11―0で中国「あまりにも残酷だ!」

平野美宇

卓球のW杯マカオ初日(15日)、女子1次リーグで14組のパリ五輪日本代表・平野美宇(木下グループ)が、ジョセリン・ラム(ニュージーランド)に11―2、11―5、11―0、11―0の4―0で快勝。2度の11―0ゲームがあったことが中国で話題になった。

中国メディア「網易」は「平野美宇が大爆発。2度の11―0で勝利」との記事を掲載。「平野は15歳のニュージーランド選手を圧倒した。相手はメンツを保てず、多くのファンは『あまりにも残酷だ!』とため息をつかずにはいられなかった」と指摘した。

以前は11―0になる場合は相手にお情けで1点を与える〝暗黙のルール〟があったが、最近は勝負に徹する選手がほとんどだ。同記事は「卓球界では無失点ゲームが徐々に全選手に受け入れられつつある。また、この大会の1次リーグではどんな小さな得点も非常に重要であるため、平野は1点も許さなかった」と、リーグ戦特有の事情も影響したと分析した。

検索サイト「百度」では、「平野美宇が2度の11―0」がホットワードになるなど、パリ五輪を前に日本代表の試合に注目が集まっている。

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